花海芋 [俳句]

花海芋

白き神の手

咲きにけり

虞美人草 [俳句]

ひなげしや

乙女の祈り

ただよわせ

新緑の [俳句]

新緑の 目にも眩しき 時となり


秋の夕暮れ 2句 [俳句]



「林より 聞こえてくるは ひぐらしか」


「日が暮れて 命儚し 蝉の声」




いつも、ナイスとコメント、ありがとうございます。




報酬(詩)

君が、強くなるのを、望んだ。

その為に、生きてきた二年間だった。

誰かを、支えることが、生き甲斐だった私は、

君が、強くなった今、去らなくてはならない。

君が、変わろうとしていたことは、わかっていた。

君が、変わるのを、望んでいたし、ずっと、思って来たから、

報酬なんて、望んじゃいけない。

嗚呼、もう、終わりにしよう。

もう、とっくに、舞台は、終わっているんだよ。

ピエロは、笑って、去ればいい。

拍手は、いらない。

あるのは、仮面の下の涙だけさ。
nice!(11)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

山よ [詩]

いつも 山を見てた



どんな時も 山は 優しかった



校庭で 遊んでいるとき



テストで 0点取ったとき



命の灯が 消えそうだった時



哀しい別れの時



山は そこにいてくれた




私が 生まれた時



山は 頂に雪を装い



朝日に輝いていただろうか



山は 私が 笑ったことも



泣いたことも



覚えているのだろうか




山は 私が死んだ後も



私を 覚えていてくれるだろうか



懐かしんでくれるだろうか




山よ



山よ




人は [詩]

人は、何故、出会うのだろう。

出会わなければ、寂しい思いをすることもないのに。

出会わなければ、去っていく哀しみを、覚えることもないのに。

誰かを、深く、知ったり、思ったりすることが、怖くなる。

思った分だけ、去りがたく、そして、失う時の辛さを知らなければならないから。

私の心は、余りにも、狭く、小さい。


こーすけさん [水泳]

北島選手が、無冠で、終わった。

日本の若い選手が、北島選手を、破って、銅メダル。

その昔、北島選手が、若い頃、同じように、ある先輩選手の前に、立ちはだかった。

新旧交代の時。

どんなに、切ない思いだろうか。

二大会連続の金メダリストの敗北。

『北島選手は、人間になった。』

かつての恩師の言葉。

彼の生きざまに、感動する。






まだ、メドレーリレーが、残っている。



自分だけのレース [水泳]

きょう未明の、水泳のレースで、3人の選手が、銅メダルを取った。

思わず、涙が、じわーって、来た。

本当に、タッチの差。

だけど、タッチの差って、どんなに、大変なことか、それで、勝てることが

どんなに、すごいことかって、わかるだけに、涙が出た。

オリンピックには、魔物がすんでいるのなら、それに、打ち勝つ気持ち。

多分、今までの、苦しい練習も、辛かった思いも、全部、ひっくるめての勝利

なのでしょうね。

精も根も尽き果てる直前の、無になって、自分だけのレースをする気持ち。

これ以上は、できないくらいの練習を、積み重ねてきたんだろうな。

そして、何よりも感動したのは、体操のU選手のお母さん。

「どんな結果でも、受け入れようと、思った。」

「どんな辛い結果も、あの子のためになる。」

「それでも、最後は、祈りだった。」

不本意な結果に、終わったけれど、きっと、次に、向けて、この負けは、活かされる

のだろうなって。。。

メダルだけではないなあ、オリンピックって。


http://www.youtube.com/watch?v=SEy6WPB_txw

Evanescence - Bring Me To Life





この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。