山よ [詩]

いつも 山を見てた



どんな時も 山は 優しかった



校庭で 遊んでいるとき



テストで 0点取ったとき



命の灯が 消えそうだった時



哀しい別れの時



山は そこにいてくれた




私が 生まれた時



山は 頂に雪を装い



朝日に輝いていただろうか



山は 私が 笑ったことも



泣いたことも



覚えているのだろうか




山は 私が死んだ後も



私を 覚えていてくれるだろうか



懐かしんでくれるだろうか




山よ



山よ




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コメント 4

青竹

山は無数の命の誕生と死を見てきました。
その懐に飲み込んだ命もあったことでしょう。
反対に消えかけた命に生命の糧を与え
生きろと伝えたこともあるでしょう。
山は何も語りません。
それでも山は今までもそしてこれからも
そこに存在し、全ての営みを見つめ続けます。
そのまなざしは険しさではなく優しさであることでしょう。
by 青竹 (2012-08-12 07:45) 

スイミングママ

青竹さん

雄大な山々は、いつも、私を、勇気づけてくれます。
きっと、山は、私が死んでいくときも、優しく包んでくれると思います。
そして、自分の子孫たちも、同じことを、感じるのではないかと思います。

いつも、ありがとうございます。
感謝しております。
by スイミングママ (2012-08-12 21:57) 

teddy0905

スイミングママさん!
 お久しぶりです!
 自然の前では人は無力ですが、思いは大きくありたいですよね!
子供たちも!山、海の偉大と一体ですよね!
by teddy0905 (2012-08-13 20:15) 

スイミングママ

teddyさん

山は、黙って、私を、包んでくれます。
傷ついた心を、慰めてくれます。
人は、最期は、一人です。山だけは、私の心を、知ってくれています。
いつも、ありがとうございます。
by スイミングママ (2012-08-14 01:38) 

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